遺留分とは
遺言書をつくるに際して、遺留分のことも知っておかなくてはなりません。 遺留分とは、特定の相続人に対して、最低限度に保証された一定割合の遺産のことをいい、遺言よりも優先されます。 遺言内容というのは遺言者の自由ではありますが、極端な話、遺言者が自身の財産のすべてを家族とは関係のない第3者にすべて与えるような遺言書を残したとしたら、それにより残された家族の生活が困窮するような事態になることもあります。 ですから、たとえ財産の全てを相続人以外の第三者に与える内容の遺言書が書かれていたとしても、残された家族のために一定の取り分を確保しようと設けられているのです。
注意が必要なのは、誰かの遺留分を侵害する内容の遺言書もただちに無効というわけではなく、有効であるということです。遺留分を侵害されている者が遺留分を取り戻すかどうかはその者の自由となります。 遺留分を侵害されている者が「自分には遺留分があるから絶対にもらう!」との立場をとるか「いや、親父がのこした遺言なら、自分はその内容を尊重する」といった立場をとるのかによって、遺言書どおりになるのかならないのかが左右されます。 つまり、遺言書が誰かの遺留分を侵害している場合は、死後に遺言書の内容どおりに実現されるのかされないのか、そのときになってみないとわからないといった不安定な状況に置かれるということです。 遺言書をつくるときは、遺留分のことも考慮したうえで内容考えていく必要があります。
悩んでいるなら、まずはご相談ください
遺言・相続のことでお悩みなら、是非一度、専門家による無料相談をご利用ください。資格を持った行政書士が対応致します。
» 無料相談の流れ
【特典】『相続手続きチェックシート』
相続の無料相談をご利用いただいたお客様に『相続手続きチェックシート』をプレゼント!
基本の手続き・もらう手続き・引き継ぐ手続き・やめる手続き・法律上の手続きごとに、手続きの種類、期限(時期)、手続き先を一覧にしたチェックシートです!
相続の無料相談をご利用のお客様へ、特典としてお渡ししております。どうぞご活用ください。
代表者 :行政書士 前田研也 所在地 :兵庫県尼崎市南塚口町2丁目1番2号 塚口さんさんタウン2番館2F TEL :06-6480-5730 FAX :06-6480-5830 営業時間:10:00~19:00 (メール、FAXは24時間受付) 定休日 :土曜・日曜・祝日 (予約頂いた場合は対応可) |